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オフィスレイアウトに適切な寸法とは?

オフィスレイアウトは、効率的な作業環境を確保するために非常に重要です。適切な寸法のコラムを設置することで、オフィススペースの有効活用ができ、従業員の作業効率を高めることができます。

ここではオフィスレイアウトにおける適切な寸法についてご説明いたします。

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目次

・1.通路幅の基準寸法

・2.1人あたりのデスク面積

・3.デスクとデスク間の通路幅

・4.デスクと壁の通路幅

・5.会議室スペースの基準寸法

・まとめ

 

通路幅の基準寸法

オフィスレイアウトは、作業効率を高めるために重要な要素です。適切な寸法のコラムを設置することで、オフィススペースを最大限に活用することができます。

通路幅は、従業員や機器の円滑な移動に必要不可欠な要素です。推奨される通路幅は、120cmから150cmであり、2人がすれ違えるスペースを確保することが必要です。通路がカーブする場合は、幅を広げる必要があります。

 

1人あたりのデスク面積

デスク面積は、作業効率に影響を与えます。狭すぎる場合、ストレスや不快感を引き起こす可能性があります。推奨されるデスク面積は、80cm x 120cmから120cm x 180cmであり、最低でも120cm x 60cmのスペースが必要です。

 

D70cmタイプ

オフィスデスクの奥行き70cmタイプは、コンパクトなオフィススペースに適しています。幅120cmから140cm程度であり、コンピューターや書類の置き場所に十分なスペースを提供します。引き出しや棚が付属していることが多く、スペースの有効活用ができる利点があります。ただし、大量の書類や資料を扱う場合や、大きな作業スペースが必要な場合には適していません。そのような場合は、奥行き80cm以上の大型デスクを選択することが適切です。

以上から、オフィスレイアウトに適したコラムの寸法や通路幅、デスクの適切な面積と奥行きについて理解することが重要です。最適なレイアウトを構築し、従業員の作業効率を高めましょう。

D75cmタイプ

オフィス用の家具の中でも、一般的なサイズとして知られているのが奥行き75cmのオフィスデスクです。このタイプは、奥行き70cmよりもやや大きく、作業スペースが広くなるため、オフィススペースを有効活用することに適しています。

奥行き75cmのオフィスデスクは、幅が120cmから180cm程度のサイズが一般的です。これにより、通常のオフィス作業に必要な書類や文具、コンピューターモニター、テレワーク用のノートパソコンなどを置くためのスペースが確保できます。また、引き出しや棚などの収納スペースも充実している場合が多く、作業効率が向上します。

75cmの奥行きを持つデスクは、70cmタイプよりも広い作業スペースを提供するため、大量の書類や資料を扱う場合や、作業スペースが必要な場合にも適しています。また、オフィス内での移動や配列の変更も、70cmタイプよりもやや容易に行えます。

ただし、オフィススペースの有効活用を考えると、幅が120cmから140cm程度のデスクが最適である場合が多いです。また、オフィスの広さやレイアウトに合わせて、デスクのサイズを選択することが重要です。

以上から、奥行き75cmのオフィスデスクは、一般的なオフィス用家具の中でも使い勝手の良いサイズの一つと言えます。作業スペースが広くなるため、オフィス作業に必要なスペースを確保できますが、適切なサイズ選択が必要であり、オフィスの広さやレイアウトに合わせて慎重に選択することが重要です

D60cmタイプ

奥行き60cmのオフィスデスクは、コンパクトなサイズのデスクであり、狭いオフィススペースでも有効に利用することができます。一般的に、このサイズのデスクは、幅が約100cmから120cm程度で、1人用のデスクとして使用されることが多いです。

奥行き60cmのデスクは、オフィススペースの有効活用に最適なサイズです。狭いスペースでも設置できるため、小規模のオフィスやホームオフィスに適しています。また、オフィス内の通路スペースを確保しながら、作業スペースを最大限に活用することができます。

しかし、奥行きが狭いため、作業スペースが制限されることがあります。特に、大型の書類や資料を扱う場合や、コンピューターモニターを2台以上使用する場合には、デスクトップスペースが不足する可能性があります。また、引き出しや棚の数も限られるため、収納スペースが不足する場合があるかもしれません。

そのため、奥行き60cmのデスクを選ぶ場合には、作業スペースや収納スペースの必要性を慎重に考慮する必要があります。また、コンパクトなサイズであるため、長時間の作業には適していません。長時間の作業を行う場合には、より広い作業スペースを提供するデスクを選択することをお勧めします。

以上のように、奥行き60cmのオフィスデスクは、狭いオフィススペースでも有効に利用できるコンパクトなサイズのデスクです。ただし、作業スペースや収納スペースの必要性を慎重に考慮し、長時間の作業には適さないことを念頭に置いて選択することが重要です。

D65cmタイプ

奥行き65cmのオフィスデスクは、奥行き60cmのデスクと比べると、若干広いスペースを持っています。これにより、デスク上に書類や文具を置いても、余裕を持って作業ができるようになります。また、引き出しや棚などの収納スペースも、奥行きが広いため、多少広いスペースを確保することができます。

奥行き65cmのオフィスデスクは、比較的コンパクトでありながら、作業スペースが広く、収納スペースも多少確保できるため、小規模なオフィスやホームオフィスに適しています。また、狭いスペースにデスクを設置する場合でも、オフィススペースを有効に活用できるため、効率的な作業環境を構築することができます。

ただし、作業スペースや収納スペースが広いデスクほど、オフィススペースを取ることになるため、スペースの制約がある場合には、慎重に選択する必要があります。また、長時間の作業に適しているかどうかも検討する必要があります。長時間の作業には、より広いスペースを持つデスクを選択することが重要です。

以上のように、奥行き65cmのオフィスデスクは、奥行き60cmのデスクよりも広い作業スペースと多少の収納スペースを持っており、小規模なオフィスやホームオフィスに適しているコンパクトなサイズのデスクです。

 

デスクとデスク間の通路幅

オフィスのレイアウトにおいて、デスクとデスク間の通路幅は重要な要素の1つです。適切な通路幅を確保することで、従業員の快適性や作業効率を向上できます。

通路幅は、従業員が自由に歩き回れるスペースを確保する必要があります。一般的には、最低でも90cmから180cm程度が必要とされます。この幅を確保することで、従業員がスムーズに移動でき、他の人に邪魔されることも少なくなります。また、十分な通路幅がある場合、従業員同士のコミュニケーションや協力もスムーズになるでしょう。

したがって、デスク間の通路幅は、従業員の作業効率や快適性に影響を与える重要な要素です。オフィスレイアウトを設計する際には、通路幅を適切に確保することが必要です。また、従業員の作業スタイルや業務内容に合わせて、通路幅を設定することも大切です。

 

デスクと壁の通路幅

デスクと壁の間の通路幅は、デスクの移動や機器の移動を円滑に行うために非常に重要です。通常、デスクと壁の間の通路幅は、

120cm~140cm程度であることが推奨されます。この幅を確保することで、従業員がデスク周りで作業をする際に、身動きを取ることができ、作業効率が向上するとともに、デスク上の機器や文具を収納するスペースを確保することができます。さらに2人がすれ違える十分なスペースを確保することが必要です。

 

 

会議室スペースの基準寸法

会議室スペースは、多くの場合、グループでの作業や会議が行われる場所です。会議室やスペースのサイズは、使用目的に合わせて決定する必要がありますが、一般的には、最低でも2m x 3mから3m x 4mの大きさが必要です。また、参加者の人数に応じて、適切な座席数を確保する必要があります。会議室やスペースには、必要に応じてテーブルや椅子、プロジェクターなどの設備も備えることが望ましいです。

座席と壁の間の通路はですが、会議室は人の行き来が頻繁ではないため、座席と壁の間の通路は、人が一人通れるスペースが確保できれば十分です。おおよそ60〜95cm程度と考えると良いでしょう。

また、会議テーブルと前方に設置されたホワイトボートの間の通路は、ホワイトボードを使用する人と一人が通れる通路幅を考慮して105cm程度のスペースを確保すると良いでしょう。

最前列とホワイトボードの間が狭くて近すぎても見づらくなりますので余裕を持ったスペースを設けると尚良いでしょう。

 

一人当たりの必要ワークスペース

一人当たりの必要ワークスペースは、デスク面積に加え、その他の作業に必要なスペースを考慮したものです。一般的に、従業員が使用する機器や文具を置くスペース、ファイリングキャビネットなどの収納スペース、作業スペースを確保するためのスペースが必要です。一人当たりの必要ワークスペースは、最低でも奥行き60~80cmから幅120cm~180cmの大きさが必要であると考えられています。

 

まとめ

今回はオフィスレイアウトにおける適切な寸法をご説明しました。

オフィスはビジネスの中心であり、従業員の作業効率や快適性を確保するために非常に重要です。通路幅、デスク面積、デスク間の通路幅、デスクと壁の通路幅、会議室やスペースのサイズ、一人当たりの必要ワークスペースなど、様々な要素を考慮して適切な寸法を設定することが必要です。オフィスレイアウトを設計する際には、これらの要素を考慮し、従業員の作業効率や快適性を最大限に高めるようなレイアウトを構築することが重要です。

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