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オフィス用電話機(ビジネスフォン)のおすすめは?メーカーと機種を解説

ビジネスフォン市場には多くのメーカーが参入しており、適切な製品を選ぶことは容易ではない状況です。この記事では、おすすめのメーカーや選択方法について詳しく説明します。

目次

・1.オフィスにおける電話機(ビジネスフォン)とは?
・2.オフィス用の電話機を選ぶ際のポイント
 ・2.1.機能性
 ・2.2.予算
 ・2.3.利用環境

・3.おすすめのビジネス電話機メーカー7選
 ・3.1.NTT
 ・3.2.NEC
 ・3.3.SAXA
 ・3.4.HITACHI
 ・3.5.NAKAYO
 ・3.6.IWATSU
 ・3.7.パナソニック

・4.【事業別】おすすめビジネス電話機メーカー
 ・4.1.大企業向け
 ・4.2.中小企業向け
 ・4.3.コールセンター向け

・5.おすすめのビジネス用電話機種
 ・5.1.PLATIAⅢ
 ・5.2.αZX
 ・5.3.NYC-X
 ・5.4.S-integral
 ・5.5.Frespec
 ・5.6.Aspire WX plus
 ・5.7.IP OFFICE SⅡ

・6.ビジネス電話機を導入するメリット
 ・6.1.複数の端末から電話対応ができる
 ・6.2.内線通話が可能
 ・6.3.保留転送で外出時でも電話対応が可能になる

・7.ビジネス電話機を導入するデメリット
 ・7.1.初期費用やメンテナンス代などの諸コストが発生する
 ・7.2.オフィス移転すると工事費用がかかる
 ・7.3.操作に慣れるまでに手間と時間がかかる

・8.まとめ

 

オフィスにおける電話機(ビジネスフォン)とは?

オフィス内で用いられる電話機は、一般家庭で使用される電話機とは大きく異なります。
オフィス向け電話機には、主装置(PBX)を通じて、1つの電話番号で同時に複数の電話機による発着信が可能となります。

主装置の存在により、オフィス内では、1台の電話機が通話中でも、同じ番号への着信が他のスタッフに取り次がれます。さらに、転送や録音、自動音声など、業務の効率化に繋がる機能が充実しており、これがオフィス用電話機の特長です。

さらに、オフィス向け電話機を導入する際には、端末だけでなく主装置の購入と回線接続工事などが必要となり、導入費用が家庭用電話機よりもかなり高額になる傾向があります。

 

オフィス用の電話機を選ぶ際のポイント

ここではオフィス用の電話機を選ぶ際のポイントについて解説していきます。

オフィス用の電話機を選ぶ際のポイント①:機能性

ビジネスフォンは、内線機能や転送機能、音声自動応答・案内機能など、業務効率化に役立つ機能が多数搭載されています。これらの機能は、社内コミュニケーションや顧客対応など、業務の円滑な運営に欠かせないものです。

さらに、スマートフォンやパソコンと連携できる高機能なビジネスフォンも多く存在し、より柔軟な働き方を実現できます。ただし、高機能なビジネスフォンほど価格は高くなる傾向があります。

そのため、必要以上の機能が搭載されていないかを確認することが重要です。自社の導入目的や業務ニーズに合わせて、必要な機能をリストアップし、適切なビジネスフォンを選ぶことが求められます。無駄な機能がついた高価なビジネスフォンを導入してしまうと、コスト面での負担が大きくなる可能性もあります。

ビジネスフォンの選択にあたっては、利用台数や回線の種類、必要な機能、導入後の業務変化、コスト面、クラウド型など、様々な要素を考慮する必要があります。ビジネスフォンは企業のコミュニケーション基盤として重要な役割を果たすため、慎重な選定が求められます。

オフィス用の電話機を選ぶ際のポイント②:予算

ビジネスフォンを導入するためにはある程度のコストがかかります。必要な機能や外線数、電話機の数、チャンネル数など導入規模によって価格は大きく変動するでしょう。ビジネスフォンの導入には様々な要素が関わっており、その中でコストは重要な要素の一つです。

ビジネスフォンは企業のコミュニケーションを円滑にするための重要なツールであり、適切な導入コストを把握することが必要です。ビジネスフォンを導入する際には、新品や中古品、リース、レンタルなどさまざまな選択肢があります。

これらの選択によって必要なコストが異なるため、導入予算を明確にすることが重要です。新品のビジネスフォンは高価ですが、最新の機能や性能が期待できます。一方、中古品は比較的安価で導入できますが、保証やサポート体制に注意が必要です。

ビジネスフォンの導入においては、コストだけでなくメリットやデメリットも検討することが重要です。機能や性能だけでなく、運用面や保守面でも考慮する必要があります。また、将来の拡張やシステムの変更にも柔軟に対応できるかどうかも重要なポイントです。

オフィス用の電話機を選ぶ際のポイント③:利用環境

ビジネスフォンを選ぶ際は、利用環境にも注意する必要があります。ビジネスフォンを導入する際には、まず想定される利用人数や同時通話チャンネル数を考慮することが重要です。一般的な企業の場合、電話機を利用する従業員数の約1/3程度のチャンネル数を確保することが推奨されています。

また、コールセンターなど外部との電話を頻繁に行う環境では、オペレーターの数だけチャンネル数を用意する必要があります。さらに、電話回線には加入電話とIP電話の2種類があります。

加入電話はアナログの固定電話サービスで、IP電話はインターネット回線を利用したサービスです。IP電話は低コストで導入できるため、コスト削減を考える場合に適しています。導入するビジネスフォンが自社の業務内容や社内環境に適しているかどうかを確認し、検討することが重要です。

 

おすすめのビジネス電話機メーカー7選

ここからはおすすめのビジネス電話機メーカーについて解説していきます。

おすすめのビジネス電話機メーカー①:NTT

NTTは、業種を問わず人気があるビジネスフォンメーカーです。インターネットから電話機まで一元管理が可能なため、トラブル発生時にもスムーズに対応できます。NTTのビジネスフォンは、小規模事業者から中・大規模事業者まで導入できる豊富なラインナップが特徴です。この幅広い対応範囲は、様々なビジネスニーズに応えることができる点で重要です。

NTTのビジネスフォンには、内線機能や転送機能、スマートフォン連携機能など、機能が充実しています。これらの機能は、業務効率の向上に大きく寄与します。例えば、内線機能を利用することで、社内コミュニケーションをスムーズに行うことができ、情報共有や連絡事項の確認が効率的に行えます。

さらに、スマートフォン連携機能を活用することで、外出先からでもオフィスの電話にアクセスし、柔軟な業務遂行が可能となります。NTTのビジネスフォンは、その信頼性と使いやすさから多くの企業に選ばれています。ビジネス環境が変化し、リモートワークや柔軟な働き方が求められる中、NTTのビジネスフォンは企業のコミュニケーションを支える重要なツールとなっています。

おすすめのビジネス電話機メーカー②:NEC

NECは、コールセンター向きの機能が充実したビジネスフォンを多く取り扱っているメーカーです。この特徴により、企業がビジネスフォンを導入する際に必要な機能が豊富に揃っており、コールセンター以外でもさまざまな規模や業種の企業で利用できる点が魅力的です。

特に、NECのビジネスフォンは拡張性が高く、事業規模の成長に合わせて導入規模を柔軟に拡大することが可能です。これは、将来の事業拡大に向けて安心して導入できるという点で大きな利点と言えます。

さらに、NECのビジネスフォンは顧客管理ソフト「Knowledge Talk」との連携もスムーズに行うことができます。このソフトを使用することで、パソコンとの連携が可能となり、顧客情報の管理や効率的な業務遂行が容易になります。これにより、企業は顧客とのコミュニケーションをより円滑に行うことができ、顧客満足度の向上にもつながるでしょう。

総じて、NECのビジネスフォンはコールセンター向きの機能が充実しているだけでなく、その拡張性や顧客管理ソフトとの連携機能によって、さまざまな企業にとって優れた選択肢となっています。

おすすめのビジネス電話機メーカー③:SAXA

SAXAは、中小企業に人気のビジネスフォンメーカーです。この会社は従来の電話回線だけでなく、インターネット回線を利用した低コストで導入できるビジネスフォンも提供しています。

さらに、スマートフォンとの連携やボイスメール機能など、高機能なビジネスフォンを多数取り扱っています。特筆すべきは、人感センサーを活用した不審者検知など、情報漏洩を防ぐ機能も備えている点です。

これにより、セキュリティ面でも優れたビジネスフォンを提供していることが伺えます。SAXAのビジネスフォンは、企業のコミュニケーションニーズを満たすだけでなく、情報セキュリティの観点からも信頼性が高いといえるでしょう。

おすすめのビジネス電話機メーカー④:HITACHI

日立は、幅広いビジネスフォンを提供するメーカーです。オフィス向けのビジネスフォンを展開しており、ビジネスシーンに最適な機種を選ぶことができます。さらに、スマートフォンを内線にすることで、ブラウザから電話帳や留守録にアクセスできる機能も備えています。これにより、多様な働き方が可能となります。

日立のビジネスフォンは、他のさまざまなサービスやシステムとも連携することができます。これにより、電話以外のコミュニケーションも円滑に行うことができます。ビジネス環境が多様化する中で、効果的なコミュニケーション手段は極めて重要です。日立のビジネスフォンは、そのようなニーズに応えるための機能やサービスを提供しています。

日立のビジネスフォンは、高品質な製品を市場に送り出すために、技術力で知られるNAKAYOというメーカーとの強固な結びつきを持っています。この協力関係により、信頼性の高いビジネスフォンが生産されています。

おすすめのビジネス電話機メーカー⑤:NAKAYO

NAKAYOは、介護施設や宿泊施設に人気のビジネスフォンメーカーです。この企業は、見やすい大型ディスプレイなど、操作しやすいデザインのビジネスフォンを多く展開しています。

特に、介護施設や宿泊施設では、スタッフが迅速に情報を共有し、円滑なコミュニケーションを図ることが重要です。そのため、使いやすさや機能性が求められます。NAKAYOのビジネスフォンは、その要求に応えるため、使いやすいデザインや機能を兼ね備えていると言えます。

また、NAKAYOはオフィス向けのビジネスフォンだけではなく、ホテル専用のシステムを搭載した製品も提供しています。ホテルでは、チェックインや清掃指示などの迅速な情報共有が必要とされるため、専用のシステムが重要となります。

NAKAYOがホテル向けに開発したビジネスフォンは、このようなニーズに合わせた機能を備えており、ホテル経営者やスタッフにとって使いやすい製品となっています。

さらに、NAKAYOはVoIP音声通話やビデオ会議通話、Androidタブレット機能などを一台に集約したオールインワン・インフォメーション端末も提供しています。これにより、さまざまな機能を一つの端末で利用することができ、効率的な業務遂行が可能となります。

NAKAYOのビジネスフォンは、使いやすさや機能性を重視した製品展開で、介護施設や宿泊施設などのさまざまな業種に貢献しています。

おすすめのビジネス電話機メーカー⑥:IWATSU

IWATSUは、オフィス向け、医療施設向け、大規模施設(工場、プラント、アミューズメント施設)向けなど、幅広い業種に対応できるビジネスフォンメーカーです。中小規模の事業所に人気があり、提案から保守サポートまでワンストップでサービスを提供しています。特に、コードレスのビジネスフォンを多数扱っていることから、オフィスのレイアウトが変わっても柔軟に対応できるのが魅力です。さらに、エコモードが搭載されており、待機電力の削減にも貢献しています。

IWATSUは、ビジネス環境の変化にしっかりと対応し、顧客のニーズに合わせたサービスを提供しています。そのため、幅広い業種におけるニーズに応えることができ、ビジネスフォンとしての信頼性が高いと言えます。また、コードレスの利便性やエコモードの環境への配慮など、最新の技術を取り入れることで、より効率的な業務運営が可能となります。

ビジネスフォンは、現代のビジネスにおいて欠かせないコミュニケーションツールとして重要な役割を果たしています。IWATSUのビジネスフォンは、そのような環境下で高い信頼性と柔軟性を提供することで、顧客のビジネスの飛躍を支援しています。

おすすめのビジネス電話機メーカー⑦:パナソニック

パナソニックは、電話対応の多い事業所に人気があります。その理由は、どんな人でも使いやすく、業種問わず対応できる選択肢の多さが特徴として挙げられます。パナソニックのビジネスフォンは、自動転送機能が標準搭載されているため、小規模のオフィスでも利用しやすいです。

さらに、人感センサーや他のセキュリティ対策が可能な高機能なビジネスフォンも豊富に取り扱っています。これにより、セキュリティを重視する企業や機密性の高い情報を扱う事業所にも適した製品が揃っています。

パナソニックのビジネスフォンは、使いやすさと高機能性を両立させることで幅広いニーズに対応しており、多くの利用者から支持されているのです。

 

【事業別】おすすめビジネス電話機メーカー

ここでは事業別におすすめのビジネス電話機メーカーについて紹介していきます。

大企業向けのおすすめビジネス電話機メーカー

大企業向けのおすすめのビジネスフォンメーカーは、NTTNECです。NTTは認知度が高く、多くの企業で導入されています。最大で576台の電話機を接続でき、拡張性にも優れています。

シンプルで使いやすく、転送機能や留守番電話機能など機能も充実しています。NECのビジネスフォンも拡張性に優れており、規定数以上の電話機を接続したい場合でも、主装置の基本架に増設架を取り付けるだけで拡張可能です。

そのため、サイズの大きい主装置に買い替えるよりも安価に拡張できます。NTTとNECは大企業の通信ニーズに合わせた信頼性と機能性を提供し、ビジネス環境の効率化に貢献しています。

大手ビジネスフォンメーカーとして、両社の製品は高い評価を受け、多くの企業に支持されています。企業が円滑なコミュニケーションと業務効率化を図るためには、NTTやNECのビジネスフォンを選択することが有益であるといえるでしょう。

中小企業向けのおすすめビジネス電話機メーカー

中小企業向けのおすすめのビジネスフォンメーカーは、SAXAパナソニックです。 SAXAは、中小企業にとって手頃な価格で高機能なビジネスフォンを提供しています。スマートフォンとの連携が可能なため、外出先からでもオフィスの電話に簡単にアクセスできる利便性があります。

また、インターネット回線を利用することで通話料金を抑えられる点も魅力的です。これにより、経済的な面でも中小企業にとって負担を軽減することができます。一方、パナソニックのビジネスフォンは、自動転送機能が備わっており、電話対応が多い環境や夜間対応が必要な場面で大変便利です。

特に、宿泊施設などの業種では、24時間対応が求められることが多いため、この自動転送機能は大きな利点となります。さらに、パナソニックのビジネスフォンは信頼性が高く、長期間安定して利用できる点も魅力的です。

中小企業がビジネスフォンを導入する際には、SAXAやパナソニックのような信頼性の高いメーカーを選ぶことが重要です。ビジネスの効率化や顧客対応の向上につながるような使い勝手の良いビジネスフォンを選ぶことで、企業の成長にも貢献することができるでしょう。

コールセンター向けのおすすめビジネス電話機メーカー

コールセンター向けの大規模な電話設備が必要な場合、NECのビジネスフォンがおすすめです。このビジネスフォンには、着信均等分配機能やスキルベースルーティングなど、コールセンターに特化した機能が多数搭載されています。

さらに、コールセンターの稼働状況をリアルタイムで把握するためのアプリケーション「ACD-MIS」とも連携可能です。受話器用端子だけでなく、ヘッドセット用の端子も備えており、作業効率を向上させることができます。

一方、手軽さやコスト削減を重視する方には、クラウド型のビジネスフォンもおすすめです。クラウド型ならば、インターネットを通じてビジネスフォンの機能を利用でき、リモートワークや出張が多い方に最適です。

オフィス内だけでなく、別の拠点でも内線通話が可能であり、社員同士の通話料がかからない利点もあります。また、ハードウェアの購入費用も不要なため、初期費用を抑えることができます。

 

おすすめのビジネス用電話機種

 

ここではおすすめのビジネス用電話機種について解説していきます。

おすすめのビジネス用電話機種①:PLATIAⅢ

「PLATIAⅢ」はデスク周りを有効活用できるよう、電話機の角度可変スタンドで4段階の角度調整が可能です。さらにスマートフォンと連携することで、外出先や出張時にもオフィスと同等の通話を行うことができ、テレワーク環境でもスムーズなコミュニケーションが可能です。

IP電話サービスを利用することで、インターネット回線を介しての通話が可能となり、内線の転送や通信費の節約が可能です。さらに、SAXAが提供するセキュリティシステムを搭載しており、侵入者の威嚇や地震速報など、安全面でも高い注目度があります。

おすすめのビジネス用電話機種②:αZX

「αZX」は、テレワーク機能が充実しており、例えば会社にかかってきた電話を自宅やスマートフォンで対応することができます。外線が最大144ch、内線が最大480台まで使えるため、中~大規模オフィスにオススメの商品です。

おすすめのビジネス用電話機種③:NYC-X

「NYC-X」は、本当に必要な機能のみをハイレベルで搭載しているシンプルなビジネスフォンです。このビジネスフォンは、使いやすさと実用性を重視し、必要最小限の機能を高度なレベルで提供しています。

着信履歴が最大10,000件、発信履歴は最大8,000件を保存できるため、重要な通話履歴を簡単に確認することができます。さらに、転送先を14ヵ所まで登録できる機能は、効率的なコミュニケーションを実現します。

「NYC-X」は、シンプルでうれしい機能が充実しています。大型着信ランプには、7色+レインボーで発信者を識別することができるため、重要な通話を見逃すことなく対応することが可能です。このように、使われないような機能を増やすのではなく、本当に使う機能が強化されている点が「NYC-Si」の大きな特徴です。

おすすめのビジネス用電話機種④:S-integral

「S-integral」は、広範囲な製品ラインナップを持つ点が特徴です。IP電話に対応した製品から防水仕様のコードレス機種まで揃っています。加えて、専用アプリを使用することで、スマートフォンをビジネスフォン内線として活用し、内線や電話帳の利用も可能です。

これにより、個々のスマートフォンで電話番号を別途登録する手間が省ける便利な機能となっています。さらに、S-integralの受話器は手になじみやすい丸みを帯びており、薄型で角度を調整可能な本体によって、デスクをすっきりと使用することができます。

おすすめのビジネス用電話機種⑤:Frespec

「Frespec」は、高度なパフォーマンスを備えたコンパクトで軽量な製品であり、幅広い機能と拡張性を誇ります。ネットワークカメラや複合機との連携により、ビジネスフォンの液晶にカメラのエラーや紙詰まり、トナー切れなどを表示することができます。

さらに、Bluetooth機能により、スマートフォンとの着信や発信も可能となっています。

おすすめのビジネス用電話機種⑥:Aspire WX plus

「Aspire WX plus」は、コールセンターの業務に特化した機能が満載です。このシステムは、待機時間優先ルーティング機能やスキルベースルーティング機能を備えており、自動的にオペレーターの業務を均等に振り分けることができます。

さらに、オペレーター管理用のアプリ「ACD-MIS」を活用すれば、オペレーターの稼働状況や着信数などを効果的に集計することが可能です。このシステムはコールセンターにおける機能だけでなく、他の業種にも活用価値があります。

介護や医療の現場では、ナースコール連動機能が役立ちます。金融業界では、ATMなどの専用電話機と連動して使用できるガイドホン機能が利用できます。また、工場内や学校などの構内では、アナウンスや放送が可能な構内放送機能も搭載されています。

おすすめのビジネス用電話機種⑦:IP OFFICE SⅡ

「IP OFFICE」は、転送機能・通話録音・留守電機能が標準装備されており、導入直後から幅広い活用が可能な汎用機種となっています。また、アプリを使用することでスマートフォンをビジネスツールとして活用できるため、急なリモートワークや出張時にも適しています。

 

ビジネス電話機を導入するメリット

ここではビジネス電話機を導入するメリットについて解説していきます。

ビジネス電話機を導入するメリット①:複数の端末から電話対応ができる

ビジネスフォンを導入することで、複数の電話回線を契約する必要がないため、コストを抑えることができるというメリットもあります。従来の複数の電話回線を必要とする場合に比べて、1つの電話番号で複数の端末を活用できるため、通信費用を節約することができます。

これにより、運用コストを低減しつつ、効率的な業務運営を実現することができます。ビジネスフォンの導入によって、業務の効率化やコミュニケーションの円滑化だけでなく、コスト削減といった経済的なメリットも享受できることから、多くの企業や事業所で積極的に導入が進められています。

ビジネス電話機を導入するメリット②:内線通話が可能

ビジネスフォンは内線通話が可能なので、社内のコミュニケーションを円滑にできます。社内での内線通話は無料で使えるため、コストを気にする必要がなく、気軽に連絡できるのもメリットです。

ほかの部署に急ぎで連絡したい場合も活用でき、社内でのスピーディーなやりとりが可能です。内線電話を導入することで、社内の連絡や情報共有が円滑に行われ、業務効率が向上します。

特に大規模な企業では、部署間の連絡がスムーズに行われることで、意思疎通が円滑になります。さらに、内線通話は外部に情報漏洩する心配が少ないため、機密性の高い情報を扱う際にも安心して利用できます。

また、内線通話は電話回線を介して行われるため、メールやチャットよりもリアルタイムでのコミュニケーションが可能です。これにより、意思決定や問題解決が迅速に行われ、業務の円滑化に繋がります。企業がビジネスフォンや内線電話を活用することで、社内のコミュニケーションを強化し、業務効率を向上させることができます。

ビジネス電話機を導入するメリット③:保留転送で外出時でも電話対応が可能になる

保留転送機能は、ビジネスの電話システムにおいて重要な機能の一つです。この機能は、担当者が不在の際に取引先などからかかってきた電話を社内の他の電話に転送することができる便利な機能です。

この機能を使用することで、取引先の待ち時間や、担当外の電話に対応するための時間を短縮することができます。特に、クラウド型のビジネスフォンなどの機種では、担当者のスマートフォンに電話を転送できる機能もあります。

これにより、出先でもスマートフォンを通じて電話対応が可能となり、業務の効率化が図れます。例えば、重要な取引先からの電話があった際に、担当者が不在でもスマートフォンに転送されることで迅速な対応が可能となります。

このように、保留転送機能はビジネスにおいて効果的なコミュニケーション手段として活用されています。

 

ビジネス電話機を導入するデメリット

ここからはビジネス電話機を導入するデメリットについて解説していきます。

ビジネス電話機を導入するデメリット①:初期費用やメンテナンス代などの諸コストが発生する

ビジネスフォンを導入する際に考慮すべきデメリットの一つは、コスト面での負担が大きい点です。特に、大規模な電話設備を導入する場合は、数百万円以上の初期費用がかかります。

さらに、設備の維持や管理のためには、毎年のメンテナンス代も必要になります。このような費用がかさんでくることで、予算をオーバーするリスクも考えられます。そのため、ビジネスフォンを導入する際には、費用の全体感をしっかり把握しておくことが重要です。

想像していた以上にコストがかさんでしまうことを避けるためにも、事前にコスト感をしっかり把握しておきましょう。ビジネスフォンを導入することで得られる利便性や効率化の恩恵も大きいですが、コスト面に関しても慎重に検討して、適切な判断を行うことが重要です。

ビジネス電話機を導入するデメリット②:オフィス移転すると工事費用がかかる

オフィスを移転した場合、新たに電話設備を整える必要があるため、電話回線工事や配線工事などの費用がかかります。導入時の設備投資と同じか、あるいはそれ以上の費用がかかってしまう場合もあるでしょう。

オフィス移転の際には、通常2週間〜1ヶ月程度の時間がかかることがあります。また、契約している電話回線の種類によっても手続きに必要な時間が異なります。同じ番号の移転なのか、新規番号なのかによってもスケジュールが変わります。

オフィスや事務所を新設・移転する場合、LAN工事も重要な配線工事の一つです。通信と電気は最も重要なインフラであり、欠かすことはできません。電話工事の工程は、現状を把握し、契約中のキャリアに連絡し、電話回線の移設工事日を決定し、業者を選定して依頼するという流れになります。

オフィス移転のスケジュールを踏まえ、ビジネスフォンの導入を検討する際には、費用だけでなく時間的な余裕も考慮することが重要です。新しいオフィス環境に合わせてスムーズな電話環境を整えることで、業務効率の向上や顧客対応の向上につなげることができます。

ビジネス電話機を導入するデメリット③:操作に慣れるまでに手間と時間がかかる

ビジネスフォンを使い慣れていない場合、操作に慣れるまで手間と時間がかかります。慣れない操作をするとミスが起こりやすく、取引先の電話を転送するつもりが電話を切ってしまっていたといった事態が起こりかねません。

慣れれば問題ありませんが、操作方法の研修をおこなったり、マニュアルを作成したりするなど、導入初期に問題が起こらないように対策を講じることが大切です。ビジネスフォンは、ビジネスの効率化や円滑なコミュニケーションを図る上で重要なツールとなります。

しかし、慣れていない状態では思わぬトラブルが生じる可能性があります。そのため、初めて利用する場合は操作方法を十分に理解し、研修を受けることが重要です。操作に慣れるまでの手間と時間をかけることで、将来的にスムーズな業務遂行が可能となります。

また、ミスを防ぐためには、慣れない操作を避けるための対策が必要です。取引先の電話を誤って切ってしまったり、誤った相手に転送してしまったりすることは、信頼を損なう原因となりかねません。

そのため、操作ミスを防ぐためには、マニュアルの作成や定期的な研修を行うことが重要です。ビジネスフォンの効果的な活用には、操作に慣れることが不可欠です。慣れない状態での利用はリスクを伴うため、導入初期には適切な対策を講じることが成功への近道と言えるでしょう。

 

まとめ

ビジネスフォンを導入することで、業務の効率化などさまざまな利点が得られます。多くのメーカーが幅広い種類のビジネスフォンを提供しており、各社の特長も異なっています。そのため、最適な製品を選択する際には、自社の要件と各メーカーの特性を考慮し、適切なものを選択するようにしましょう。

なお、ビジネスフォンの導入や工事に関するご依頼は「ビルディングデザイン」がおすすめです。
当社は、お客様に安価な価格でご提案するため、できるだけ仲介業者を挟まずにメーカー様と直接取引を行っております。
「ビルディングデザイン」を利用して、費用を抑えつつ快適なオフィスをデザインしましょう。