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事務所の照明をLEDダウンライト化で節電効果とおしゃれ空間へ!


現在では、落ち着きを見せているコロナ渦の影響や、さまざまな資材や光熱費の値上がりが続いており、個人だけでなく企業にも多くの影響を与えています。
各社さまざまな値上がりの影響で売上がや利益の低下が起こり、悩まれている企業の方も多いのではないでしょうか。

そんな中で、固定費である光熱費の削減を行うために、事務所の照明をLED化することがおすすめです。
特に照明器具の中でもダウンライトがおすすめの照明器具です。

今回の記事では、事務所の照明のLEDダウンライトに交換することでのメリットや工事費用について詳しく解説していきます。

 

目次

・1.LEDダウンライトとは

・2.事務所LEDダウンライト化のメリット

・3.事務所LEDダウンライト化のデメリット

・4.LEDダウンライトへの交換費用について

・5.まとめ

 

LEDダウンライトとは

まずはLEDダウンライトについて紹介します。
LEDダウンライトは天井に埋め込む形で設置される照明器具の1種です。

天井に穴を開けて埋め込むため、天井から出っ張ることがなく、すっきりした印象にできます。
さらにホコリがたまることがなく、清掃などの手間がかかりません。

器具の価格も比較的安価ですが、一つでの明かりの強さは弱いため、明るさが必要な箇所にはいくつかの個数が必要です。
調光調色の機能が付いたタイプもあるため、設置場所の利用目的に合わせて、照明の色や光の強さを調整できます。

ダウンライトは、設置のレイアウトや種類によってさまざまな照明計画が行えますので、メリット、デメリットを理解して設置を行いましょう。

 

事務所LEDダウンライト化のメリット

事務所LEDダウンライト化は会社にプラスになる要素が多く存在します。
事務所の照明をLEDダウンライト化することのメリットについては以下のようなことがあります。

 ・LED化による節電効果
 ・LEDの長寿命と交換頻度の減少
 ・LEDダウンライトにより空間をおしゃれ

主なメリットとしては上記の3つが考えられます。
コストの削減につながるメリットから、事務所のインテリアに影響を与えるメリットまで紹介していきます。

LED化による節電効果

まずは照明器具のLED化によって節電効果を得ることが可能です。
LED照明は、事務所でよく使用される蛍光灯と比べて、消費電力が小さく、寿命が長いのが特徴です。

事務所で採用されている照明器具には蛍光灯の照明器具が多いかと思います。
LED照明は蛍光灯の消費電力の30%程度と言われていますので、電気代に大きく影響します。

事務所では1日中電気はつけっぱなしになることが多いので、節電効果は一般住宅に比べ非常に高いです。

さらに電気代の値上がりが続いている現在では、節電意識を持っている企業の方も多いかと思います。
照明器具のLED化は節電効果を高めるために非常に有効な方法のひとつであるため、LEDダウンライト化を進めることはおすすめです。

LEDの長寿命と交換頻度の減少

照明器具の寿命についてですが、蛍光灯で約6,000~12,000時間であるのに対して、LED照明の寿命は約40,000~60,000時間と言われています。
1日10時間の点灯を想定しても、約10年間は寿命が持つということになります。

寿命が長いということは、照明器具の交換の頻度も減ります。
一般住宅では、照明の数も限られているため、交換の手間も大きくはありませんが、事務所では、照明器具の数も多く、交換の手間は非常にかかります。

LEDの長寿命のメリットは交換頻度の減少につながり、手間のかかる事務所の業務外の雑務を減少させます。
ダウンライトの種類によっては、電気工事業者さんにしか電球交換ができない場合もあるので、注意が必要です。

LEDダウンライトにより空間をおしゃれ

LEDダウンライトは節電効果などのメリットと合わせて、空間をおしゃれにしてくれます。
事務所で使用されていることが多い照明器具は、蛍光灯などの天井から出っ張っているものが多いでしょう。

しかしLEDダウンライトは天井に埋め込まれているため、空間をすっきりさせる効果があります。
天井がすっきりすると空間を広く見せることができ、落ち着いた雰囲気に変化します。

さらにLEDダウンライトのレイアウトによって、メインの照明として、サブ照明としても、間接照明としても利用できます。
照明器具本体による、すっきりした空間づくり、照明計画によってより深い空間の演出が可能です。

 

事務所LEDダウンライト化のデメリット

事務所の照明をLEDダウンライト化を導入することはメリットばかりでなく、デメリットも存在します。

 ・電球交換は専門業者に依頼
 ・明るさの確保には灯数が必要
 ・配置にセンスが必要

主に上記のデメリットがあります。
LEDであるため頻度は多くありませんが交換に費用が発生したり、照明計画は慎重に行わなければいけません。

そこで事務所LEDダウンライト化のデメリットの内容を詳しく紹介していきます。
デメリットの内容をしっかり理解し、導入に向けての参考にしてください。

電球交換は専門業者に依頼

事務所の照明器具をLEDダウンライト化することによって、電球交換は専門業者に依頼する必要があります。
LEDダウンライトはメリットで説明した長寿命でありますが、電球の交換は電気業者さんに依頼する場合があります。

電球のみを交換するタイプであれば、誰でも交換できますが、ダウンライトは本体と電球が一体となっているタイプも多いです。
ダウンライト本体から電線を外し交換しますので、専門知識が必要です。

電気業者さんに依頼すれば、交換費用が発生しますのでダウンライト本体の費用にプラスした費用がかかります。
ダウンライトの数が多い場合は大きな金額となるため特に注意が必要です。

明るさの確保には灯数が必要

LEDダウンライトは本体が小型であるため、明るさを確保するためには数が必要です。
特に事務所では、広いスペースでの利用が考えられますので、1個では明るさが足りなく、2個、3個と多灯使いする場合が多いです。

事務所では業務に集中することが必要であるため、暗い空間でなく明るく快適な空間が適しています。
多灯使いすることで、ダウンライトの設置個数が増えるため、照明器具の費用は多くかかります。

さらにダウンライト設置にあたって電気工事業者による施工が必要であるため、個数が増えるほど費用が多くかかります。
コスト面で考えた場合は照明器具の中でも小型なダウンライトは設置個数が増えるので、デメリットになります。

配置にセンスが必要

事務所のLEDダウンライトの設置にはセンスが必要です。
ダウンライトの設置を検討する場合には、空間全体を明るくした場合には、均等にバランスよく設置する必要があります。

業務を行うデスク中心のスペースでは、その部分が明るくなるような配置が必要です。
ダウンライト同士の間隔が近ければ、その部分の明るさは強くなるが明るくなる範囲は狭くなります。

逆にダウンライト同士の間隔が広ければ、近い場合に比べ明るさは落ちますが、広い範囲を照らすことが可能です。
空間の広さや利用目的に合わせた、ダウンライトの設置計画が必要となるので、よく検討して設置場所や設置カ所を決めていきましょう。

 

LEDダウンライトへの交換費用について


さまざまなメリットがある事務所のLEDダウンライト化ですが、その変更工事費用や、増設する場合の費用が気になる方も多いのではないでしょうか。
事務所では一般住宅に比べて、多くの照明器具が存在しているため、交換費用は多くかかることがそうていされます。

素人では簡単に工事が行うことができないため、専門の電気工事業者に依頼する必要がありますので、その価格などについて詳しく解説していきます。

LEDダウンライトへの変更工事費用

ここからは既存の照明器具からLEDダウンライトに変更工事の費用について紹介します。
まず工事に必要なLEDダウンライトには2つの種類があります。

 ・ランプ交換型ダウンライト
 ・ランプ一体型ダウンライト

ランプと本体が別のタイプとランプと本体が一体となっている2つのタイプです。
こちらの種類によって、本体価格は大きく変わります。

交換型のタイプで8,000~15,000円、一体型のタイプで5,000~15,000円で交換型のタイプの方が高い場合が多いです。
さらに調光などの機能付のタイプはさらに高いです。

次に交換工事費用にについてですが、1箇所あたり5,000円ぐらいの費用がかかり、変更前の照明器具の種類や交換の個数によって費用は大きく変わります。

その他に必要な費用として、取り外した照明器具の処分費用が発生します。
種類やサイズなどによりますが1個あたりは1,000円~の場合が多いです。

設置にあたって、壁や天井に影響があった場合はその復旧費用などが発生する可能性もあります。
事務所全体の照明器具をLEDダウンライトに交換する場合は、その個数も多くなるため、正確な金額はしっかりと見積もりをとって検討する必要があるでしょう。

LEDダウンライト増設費用

次はLEDダウンライトを新たに設置する場合に費用についてです。
新たに設置を行う場合には、変更工事では発生しなかった費用が発生します。
増設の場合は照明器具を増やすことになるため、電線の増設を行う必要があります。

元々、照明器具がなかった場所に新たに設置を行うため、電源となる配線がありません。
新たに配線を追加する際には、天井や壁に一部を撤去して配線を行える環境を作って工事を行います。

そのため、電気工事の費用は変更工事に比べて高いです。
配線が完了したあとには、撤去した天井や壁の復旧を行うため、内装工事の費用も発生します。

注意点として、増設できるだけの容量があるのか、よく確認しておきましょう。
事務所全体で使える電力は決まっていますので、容量オーバーとなることがないようにしましょう。

LEDダウンライトの価格は先ほどの交換工事の金額と同じですが、電気工事費用について正確な金額は事務所の電気容量や施工の可否で大きく変動します。
そのため、現場確認してもらい正確な金額を出してもらいましょう。

基本的な費用は交換工事費用と同じですが、工事の費用についてしっかり下見や現場調査をしてもらい、より正確な金額を出してもらう必要があるでしょう。

LEDダウンライトだからといっても、必要な箇所のみ増設を行い無駄なコストが発生することを防ぎましょう。

 

まとめ

今回は、事務所の照明をLEDダウンライトに交換する際のメリットやデメリットについて解説していきました。
多くのメリットを得ることができる、LEDダウンライト化。

そのメリットを生かすことで、事務所の節電効果や光熱費の削減など、固定費の削減が行えます。
無駄な費用の発生を防ぐことで、事務所の売上アップにもつながっていきます。

そんな事務所のLEDダウンライト化のメリットを最大限活用し、会社としての利益向上と合わせて、空間をすっきり落ち着いた空間づくりを検討してはいかがでしょうか。
事務所の照明計画でお悩みの方は、今回の記事を参考にLEDダウンライト導入を検討してみてください。

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