代表的なオフィス家具メーカー10選を紹介!選び方・こだわるメリットを紹介
オフィス家具を購入する際、どのオフィス家具メーカーを選べばいいか悩むことも少なくないでしょう。
そこで本記事では、オフィス家具メーカーの選び方や代表的なメーカーを解説します。
オフィス家具選びに悩んだときの対処法も紹介するので、オフィス家具の購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
目次
オフィス家具メーカーの選び方
まずは、自社に合うオフィス家具メーカーを選ぶポイントを解説します。
実際にオフィス家具メーカーを選ぶ際に、ぜひ役立ててください。
自社のイメージに合うか
オフィス家具メーカーのデザインが、自社のイメージやコンセプトに合うか考えてから選びましょう。自社のイメージと合わないオフィス家具メーカーを選ぶと、ブランディングに失敗したり従業員が集中できなくなったりする可能性があるため注意してください。
オフィス家具メーカーによって、スタイリッシュで高級感があったり、ナチュラルで温かみがあったりとデザイン性が異なります。そのため自社のコンセプトを明確にしてから、適切なオフィス家具メーカーを選ぶのがおすすめです。
機能性が高いか
オフィス家具メーカーを選ぶ際は、機能性が高いか確認しましょう。オフィス家具の機能性は従業員の生産性や健康に直結するため、業務の効率を高めたり従業員の疲労を軽減したりできるような機能があるかチェックしてください。たとえば棚・引き出しが複数あり事務作業が捗りやすいデスクや、腰への負担が少ないチェアなどが挙げられます。
また機能性と合わせて、安全性に配慮しているかも確認してください。耐久試験を行っていたり、地震対策の対応ができたりするオフィス家具を販売しているメーカーを選びましょう。
予算に合うか
予算に合うかチェックすることも、オフィス家具メーカーを選ぶ際に重要です。メーカーやブランドによって価格帯は異なるため、予算に合う適切な商品を選ぶことが大切です。高すぎると予算が足りなくなってしまいますし、安すぎると機能性が低く壊れやすいのでむしろコストがかかります。
デザインや機能性、安全性と合わせて予算をチェックし、コストパフォーマンスの高いオフィス家具メーカーを選びましょう。
国内4大オフィス家具メーカーの特徴を解説
オフィス家具業界では、知名度・シェア率が高いオカムラ・コクヨ・イトーキ・ウチダの4社を4大オフィス家具メーカーと呼びます。ここでは、4大オフィス家具メーカーの特徴を詳しく解説します。
オカムラ|最新技術を駆使した質の高い製品が魅力
1945年創業のオカムラは「よい品は結局おトクです」をモットーに掲げており、質の高い商品が支持されているオフィス家具メーカーです。金属のオフィス家具をアメリカ軍に納入したことから事業が始まり、現在は最新の技術を駆使した職人の手作り業を軸に国内トップのシェアを誇ります。
JIS(日本工業規格)や海外規格をもとに規定した自社規格のOIS(岡村工業規格)で試験を行い、安全性・耐久性の高い商品作りを心がけている点もオカムラならではの魅力です。また機能性も高く、チェアや昇降型デスクには家具を利用する人の健康を守る機能を備えています。グッドデザイン賞を多数受賞するほど、デザインが優れている点も人気の秘訣です。
コクヨ|幅広いグレードが取り揃っている点が特徴
コクヨは1905年に前身の「黒田表紙店」が開業した、老舗のオフィス家具メーカーです。もともとは便箋・帳簿・紙素材の商品を販売していましたが、徐々に文房具・オフィス向けの事務用品・オフィス家具の販売にも携わるようになりました。2010年以降は中国・シンガポール・インドネシアなど国外市場の展開にも尽力しています。
コクヨは安価なグレードから高価格帯のグレードまで、幅広いオフィス家具を取り扱っている点が魅力です。製品はデザイン性と機能性に優れており、使いやすくオシャレなオフィス家具を導入したい企業に向いています。
イトーキ|機能性やコストパフォーマンスの高さが魅力
イトーキは1890年に創業している、130年以上の歴史があるオフィス家具メーカーです。コクヨ同様に文房具の販売から事業を展開し、現在はオフィス向けの事務用品・オフィス家具などオフィスに関わるもの全般を取り扱っています。
ワークスタイルに合わせた、機能性の高いオフィス家具を手掛けている点がイトーキの大きな特徴です。特に長時間座っても体へ負担をかけないような健康面への気配りや、シンプルでスタイリッシュなデザインが支持されています。さらに比較的低価格なので、コストパフォーマンスが高いといえるでしょう。
ウチダ(内田洋行)|快適なオフィス空間を提供
1910年創業のウチダ(内田洋行)はオフィス家具の販売よりも、オフィス空間を提供することに長けた専門商社です。自社製品だけでなく、アメリカの大手スチール家具メーカーも取り扱っています。
オフィス家具事業だけでなく、情報管理や教育システムといった事業も展開しているため、オフィス環境の構築からビルの総合管理まで手掛けてるのが大きな特徴です。オフィス家具事業と情報システムを組み合わせて、高いセキュリティを実現した収納システムは特に注目されています。ICT化が進む企業に最適なオフィス家具を提案するのは、ウチダだからできることでしょう。
代表的なオフィス家具メーカーを紹介
次に、国内4大オフィス家具メーカー以外の代表的なオフィス家具メーカーを紹介します。
PLUS(プラス)|デザイン性の高い商品を幅広く展開
PLUS(プラス)は1948年に創業した、デザイン性の高いオフィス家具メーカーです。もともとは事務用品を卸していましたが、現在は独自の発想で商品やサービスを展開し、事務用品からオフィス家具まで幅広い商品を手掛けています。
PLUS(プラス)ではミーティングなどチームで利用するスペース・業務から休憩まで多目的に使えるスペース・1人で集中するスペースとオフィスを3つのゾーンに分け、それぞれのゾーンに合わせた家具を販売しているのが特徴です。利用目的に合わせてオフィス家具を選びやすいため、居心地のよい 空間を実現できます。
ライオン事務器| 人間工学に基づき高い快適性と機能性を実現
ライオン事務器は1792年創業で、230年以上の長い歴史を持つ老舗のオフィス家具メーカーです。オフィス家具に加えて事務用品・ICT関連商品・介護用品・教育機器など、幅広く取り扱っています。
ライオン事務器のオフィス家具は、快適性や機能性に優れている点が魅力です。人間工学を活用した技術により使い勝手のよさを叶えているため、従業員の生産性を高めてくれるでしょう。スタンダードなオフィス家具から、フリーアドレスやパーテーションなど時代に合わせたオフィス家具も揃えてるのも大きな特徴です。
カリモク|木に特化したおしゃれなデザイン
1940年創業のカリモクは、木にこだわっている家具メーカーです。もともとは楽器メーカーや工業会社の下請けとして木製商品を製造していましたが、現在は家庭やオフィスに向けて木製家具を製造・販売しています。
カリモクのオフィス家具は、心身ともに心地よく過ごせるような木の特性を活かしたデザインが魅力です。さらに人間工学を踏まえた独自の研究を進めており、身体に負担が少ない製品を開発しています。温かみがあり働きやすいオフィスを作り上げたい人は、カリモクのオフィス家具がおすすめです。
井上金庫|デザインと機能性が高くリーズナブル
井上金庫は1907年に金庫店として創業し、現在は金庫製造技術を活かしてオフィス家具を製造するメーカーです。多様なニーズに応えるため、オリジナル商品に加えて各種メーカーの商品も提供しています。フレキシブルな対応を心がけており、時代に合わせた製品の製造・オフィス環境の設計から設置など幅広い業務を手掛けています。
井上金庫のオフィス家具はデザイン性が高く、さらに機能的で高品質な点が魅力です。コストパフォーマンスが高いので、予算内で現代的なオフィス家具を揃えたい企業に向いています。
アイリスチトセ|環境に優しくリーズナブル
2001年に創業したアイリスチトセは、アイリスグループに所属する比較的新しいオフィス家具メーカーです。従来とは異なる新しい発想で、オフィスや医療福祉施設、教育施設で利用できる家具を製造しています。
アイリスチトセのオフィス家具は顧客ニーズに寄り添い、働き方に合わせた機能性の高さとリーズナブルさが魅力です。さらに海洋プラスチックゴミを再資源化して製品に活用しているなど、環境問題に尽力しており、環境に優しいオフィス家具を製造しています。コーポレートサステナビリティを重要視する企業におすすめです。
LOWYA(ロウヤ)|おしゃれなデザインでネット販売に特化
LOWYA(ロウヤ)は2004年に創業した、インテリアブランドです。ネット販売をしているため、おしゃれなデザインのオフィス家具をリーズナブルに取り扱っています。LOWYA(ロウヤ)のオンラインストアでは、自社ブランドだけでなく他社メーカーも販売しています。
LOWYA(ロウヤ)のオフィス家具は、デザインと機能性の両方にこだわっている点が人気です。スタイリッシュで使い勝手のよいオフィス家具を探している企業や、予算が限られている企業は、LOWYA(ロウヤ)をチェックしてみてはいかがでしょうか。
オフィス家具メーカーにこだわるメリット
どのオフィスメーカーでも変わらないのではないか、と悩む人も多いでしょう。
そこで、オフィス家具メーカーにこだわるメリットについて解説します。
ブランディングに役立つ
オフィス家具メーカーにこだわると、企業の価値を認知してもらう「ブランディング」に役立つメリットがあります。たとえば働きやすいオフィスにすると、従業員に対して企業の価値観を共有し、共感を持って働いてもらえるでしょう。またスタイリッシュなデザインのオフィスなら、来訪者に好印象を与えられます。
自社のイメージを高めるためにも、ブランディングに合うオフィス家具メーカーを選ぶことはとても重要です。
従業員のモチベーションが上がる
従業員のモチベーションを上げたい場合、オフィス家具メーカーにこだわることが大切です。オフィスがおしゃれでデザイン性が高いと、従業員がやる気を持って働くようになります。さらに快適なオフィス空間なら業務効率が高まり、生産性の向上にもつながるでしょう。
オフィス家具メーカーにこだわることで、従業員が満足する、おしゃれで居心地のよいオフィスを作り上げられるのは大きなメリットといえます。
優秀な人材の確保につながる
オフィス家具メーカーにこだわると、優秀な人材の確保につながるメリットがあります。最近の学生はオフィス環境を重視している人が多いため、快適なオフィス空間を紹介することで優秀な学生が自社に興味を持ってくれる可能性があるでしょう。
またオフィス環境が悪いと、雇用中の優秀な従業員がより快適なオフィスのある他社に転職してしまう場合があります。従業員が働きやすいオフィス家具メーカーを選ぶことで、従業員の定着率アップを見込めるでしょう。
オフィス家具選びに悩んだときの対処法
さまざまなオフィス家具メーカーがあるため、メーカーや家具の種類を選びきれないこともあるでしょう。ここでは、オフィス家具選びに悩んだときの対処法を紹介します。
通販で効率的にオフィス家具を探す
通販サイトを利用すると、効率的にオフィス家具を探せます。実店舗へ足を運ぶとしっかりと使い心地を確かめられますが、手間がかかります。デザインや予算のイメージが明確にある場合、通販なら希望の家具を短時間で探し出せます。時間をかけずに複数のメーカーを比較できますし、セールを狙えば定価より手頃な価格でオフィス家具を購入できるでしょう。
忙しくて時間が取れない人や、より安く購入したい人は通販がおすすめです。
オフィス家具メーカーのコーディネートサービスを活用する
オフィス家具メーカーのコーディネートサービスを活用すると、少ない手間で理想のオフィス空間を実現できます。プロがオフィス環境を考えてくれるため、従業員が働きやすい最適なオフィス家具を導入できるでしょう。
オフィス家具を選べない方や、自分のセンスに自信がない方、予算内で理想のオフィスを実現したい方は、コーディネートサービスの活用を検討してみてはいかがでしょうか。
トータルコーディネートしてくれるサブスクサービスを利用する
オフィス家具選びに悩んだときは、トータルコーディネートしてくれるサブスクサービスを利用するのも選択肢の1つです。オフィス家具のサブスクサービスでは、トータルコーディネートしてもらったオフィス家具を月額制で一括レンタルできるケースがあります。1〜3ヶ月単位で利用できる手軽さと、初期導入費用を抑えられる点が大きなメリットです。
レンタル期間によっては割高になるため、事務所移転期間中など短期間利用を想定している人に向いています。
まとめ
オフィス家具メーカーの中でも、オカムラ・コクヨ・イトーキ・ウチダはシェア率や認知度が高いため、4大オフィス家具メーカーと呼ばれています。オフィス家具メーカーによって特徴や魅力が異なるため、メーカー選びの際は自社のコンセプトや予算に合った企業を選ぶことが大切です。
オフィス家具メーカーにこだわると、ブランディングに役立ったり従業員のモチベーションや定着率アップにつながったりします。本記事を参考に、自社に合うオフィス家具メーカーをチェックしてください。
オフィスデザインや家具の相談に関するご依頼は「ビルディングデザイン」がおすすめです。
上記の家具を特価でご提案が可能ですし、オフィスデザイン・設計・施工まで自社ですべての内容を承っているので、個別に業者を依頼するよりコストを抑えれる可能性があるうえに手間も省けます。
さらに、物件選びからサポートをしているため、要望に合ったオフィス空間を提供できます。
「ビルディングデザイン」を利用して、費用を抑えつつ快適な新オフィスをデザインしましょう。
(ビルディングデザインが手掛けるオフィス内装工事サービスの詳細はこちら)