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100人の不動産プロが選んだ、いま東京で人気のオフィスエリア・ビル・設備ランキング

当社では、東京の不動産・仲介業界のスペシャリスト100人にアンケートを実施し、東京都内でおすすめのオフィスエリアや新築ビル、入居時にお客様が求める設備について調査しました。今回はそちらをご紹介いたします。

 

目次

・1.東京で人気のオフィスエリアランキング

・2.東京で人気・注目のオフィスビル

・3.オフィスビルでお客様が求める設備やサービスランキング

・4.まとめ

 

東京で人気のオフィスエリアランキング

東京都内には現在40万社以上の企業が存在し、オフィスエリアの選択は極めて重要です。

その中で1位に輝いたのは丸の内・大手町エリアです。東京駅から徒歩圏内となるこのエリアは、日本のビジネスの中心地として知られています。世界的に有名な企業が多く集まり、その高いブランディング力や信用度は類を見ないものがあります。また、交通の便が良く、周囲には観光名所も多く存在しますが、高額な賃料がかかるため、企業にとっては費用対効果を検討することが重要です。

2位の渋谷は、大規模再開発により新たな経済拠点として注目されています。かつての「渋谷ビットバレー」は、IT企業の聖地として栄え、今も幅広い規模の企業が集まっています。商業地としても若者文化が息づき、ファッションや飲食店などの店舗が充実しています。代表的な企業としてはGoogleが挙げられ、個性的なオフィスデザインが特徴です。渋谷は多様性に富んだ魅力を持つエリアとして、今後も発展が期待されています。

3位の虎ノ門・麻布台は、近年大規模ビルの建設や再開発が進み、官公庁や海運業界、外資系企業などの需要も高いため、空室率が低下し賃料が上昇しているビルが多い反面、古いビルや交通アクセスが悪い小規模ビルも多く、二極化が進行しています。しかし、2022年の環状第2号線の開通もあり活気づいているエリアにつき、今後はさらなる開発が期待されるとして注目されています。

4位から6位までのエリアは、品川、神田・秋葉原、六本木がランクインしています。品川エリアは、東京の主要なビジネス拠点としての地位を確立しており、首都圏の中心に位置し、多国籍企業や物流関連企業が多く進出しています。一方、神田・秋葉原エリアは、IT関連企業やメディア企業が集積するテクノロジーの中心地として知られており、モダンなビジネス環境が整っています。また、六本木エリアは、高級ブランドやエンターテインメントが集まる一方で、外資系企業やクリエイティブな産業が進出し、国際的なビジネスコミュニティが形成されています。

7位から9位までのエリアは、人形町・水天宮前、御茶ノ水、浜松町などが挙げられます。人形町・水天宮前エリアは、歴史的な街並みとモダンなビジネス施設が融合した独特の雰囲気が特徴で、多様な小規模企業や地域密着型のビジネスが集積されています。御茶ノ水エリアは、学術の中心地として知られ、教育や研究分野に関連する企業や団体が集積しています。また、浜松町エリアは、国際会議や展示会が開催される国際展示場も近く、大手企業の本社が集まるビジネスエリアとして知られています。

回答の結果、都心3区(千代田区、中央区、港区)と渋谷区が圧倒的な支持を得る結果となりました。近年、テレワークの普及等により、オフィスを縮小する企業が増えています。しかしながら、ビジネスのイメージ戦略や利便性の観点から、人気のあるエリアにオフィスを構えることは、企業の成長にも影響を与えると考えられます。各エリアの特長を比較して、自社に最適なオフィスのロケーションを検討してみましょう。

 

東京で人気・注目のオフィスビル

オフィスビルは、その立地や施設、テナントなど様々な要因によってビジネスの中心としての位置づけを確立しています。その魅力や特徴を探ることで、東京のオフィス市場の最新動向やトレンドを把握することができます。

特に注目を浴びているオフィスビルの一つが「麻布台ヒルズ森JPタワー」です。2023年に竣工され、その高さは約330mにおよび、大阪の「あべのハルカス」を超え、日本一高いオフィスビルとなりました。ビル内にはオフィスフロア、商業施設、インターナショナルスクールなど多様な施設を設置しており、周辺には中央広場や果樹園、菜園など都会の中心にいながら自然を感じられる空間も整備されています。

2位は2023年に竣工した「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」で、同タワーの開業をもって、森ビル社による虎ノ門エリアの大規模再開発は完成を迎えました。ねじれたフォルムが印象的な外観や屋上プール、地下に広がる「ステーションアトリウム」など、先進的なデザインが魅力のひとつです。

3位は、2024年8月に竣工予定の「赤坂トラストタワー」です。ワンフロア1,000坪の豊かな緑に包まれた地上43階・地下3階の複合施設で、ホテルや歴史文化施設も有する、赤坂エリアの新たなランドマークとして注目を浴びています。

4位、5位は「Shibuya Sakura Stage(2023年竣工)」「関電不動産渋谷ビル(2024年竣工)」が続き、いずれも渋谷エリアの新築ビルがランクインしました。先行開発された渋谷駅中心地区の他施設からやや南に位置するこれらのビルは、渋谷の新たな玄関口として街全体の回遊性を高める大規模複合施設として期待が高まっています。

6位以降も、都心3区を中心とした魅力的な新築ビルが続きます。東京のオフィスビルは、2023年に大量に竣工されたのに対し、2024年の新規供給は低水準にとどまると予測されています。しかし、2025年の竣工ラッシュに向けて、期待が大きい大型再開発プロジェクトの竣工が複数予定されています。

 

オフィスビルでお客様が求める設備やサービスランキング

オフィスビルの選定において、設備やサービスの質は従業員の生産性や快適さに大きな影響を与える要素です。

アンケート結果によると、1位に選ばれたのはラウンジでした。忙しいビジネスパーソンにとって、落ち着いた雰囲気のラウンジは非常に重要で、カフェのように休憩ができる空間やちょっとした打ち合わせができるスペース、またはテラスなどの屋外の開放的な雰囲気を味わえる空間が人気です。

2位は貸会議室です。これはテレカンブース(5位)やコワーキングスペース(8位)といった、リモートワークやサテライトオフィスの普及とも関係しており、大会議室の利用頻度が低い場合はその分オフィスの減床を行い、必要なときは貸会議室を利用するという風に割り切った運用を行う企業が増えているという背景があります。一方で、会議室も4位にランクインしており、利用頻度の高い、ちょっとした打ち合わせはオフィス専有部内で行えるスペースが確保されていることも重要視されています。

同じく2位はトイレで、その利用頻度の多さから水廻りのなかでも特に重要視されています。男女別であることのほか、バリアフリートイレ(多目的トイレ)の有無や個数の適切さ、賃料に清掃費用まで含まれているかどうかなどが重要視される要素です。

5位の喫煙スペースは、改正健康増進法による喫煙ルールの厳格化に基づき、喫煙者および非喫煙者の両方にとって環境を保護する必要があります。たばこ休憩の利便性が向上することは業務の効率化に寄与し、喫煙室が適切に区切られた環境は非喫煙者にとっても受動喫煙を防ぐために重要な要素といえます。

7位には、アクセスのしやすさがランクインしました。駅から近いことのほか、ビルのエントランス開館時間が長いかどうかも、働き方の多様化を考慮するうえでは大切な要素です。また、そのほかにセットアップオフィス(8位)、完全フリーレント(同8位)といった入居時の負担を軽減するサービス、BCPのひとつである停電時の非常用発電機の有無(同8位)が挙がりました。

これらのアンケート結果をオフィスビルの選定に参考にしていただければ幸いです。

 

まとめ

アンケートの結果はいかがでしたでしょうか。当社では、大阪を対象に同様の調査を実施しております。よろしければそちらの結果もあわせてご参照ください。

なお、オフィスデザインに関するご依頼は「ビルディングデザイン」がおすすめです。
オフィスデザイン・設計から施工まで自社ですべての内容を承っているので、個別に業者を依頼するよりもコストを抑えれる可能性もありますし手間も省けます。

さらに、物件選びからサポートをしているため、要望に合ったオフィス空間を提供できます。
「ビルディングデザイン」を利用して、費用を抑えつつ快適な新オフィスをデザインしましょう。
(ビルディングデザインが手掛けるオフィス移転サービスの詳細はこちら)

本アンケートについて

調査対象:東京都内のオフィスビル仲介会社、プロパティマネジメント会社15社担当100名
調査方法:インタビュー、アンケート用紙への回答
調査期間:2024年1月~2月