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働きやすいオフィスの施工事例3選!オフィス作りのポイントを徹底解説

従業員が働きやすいオフィスを作る努力が企業に求められています。
オフィス環境の改善は、業務生産性の向上や従業員のモチベーションアップ、採用競争力の向上など、さまざまなメリットにつながります。

働きやすいオフィスを作るには、自社の課題やニーズを把握し、そのうえでデザインや設備を検討していく必要があります。
オフィス環境を改善していくためには、他者の成功事例を参考にすることも大切です。

この記事では、働きやすいオフィス作りの事例を紹介し、オフィス作りのポイントについて解説します。
この記事を参考に、働きやすいオフィス作りについて検討してみてください。

 

目次

・1.なぜ働きやすいオフィスは必要なのか

・2.働きやすいオフィスの事例

・3.働きやすいオフィスを作るメリット

・4.働きやすいオフィスを作るためのポイント

・5.まとめ

 

なぜ働きやすいオフィスは必要なのか

リモートワークが普及している一方で、オフィスに出社する勤務形態を採用している企業もまだまだ少なくはありません。しかし、日本人の多くが現状のオフィスに満足していないというのが現状です。

たとえば、「株式会社ワーク」が2022年に実施したアンケート調査からは、30%以上の解答者、現状のオフィス環境に対してなんらかの不満を持っていることが分かります。(https://www.work-design.co.jp/blog/research_office_request

働きやすいオフィス作りが従業員の生産性や満足度に大きく影響するという調査もあります。
2017年に「一般社団法人 日本オフィス家具協会」が実施した調査では、実に約70%の回答者が、オフィス環境の良し悪しが仕事の成果やモチベーションに影響すると回答しています。(https://www.joifa.or.jp/pdf/common_summarydata.pdf

生産性や従業員のモチベーションを向上させるために、働きやすいオフィスを作ることが求められているのです。

 

働きやすいオフィスの事例

実際のところ、どのようなオフィスが「働きやすい」オフィスなのでしょうか。
ここでは、働きやすいオフィスの具体的な事例として、以下の3つの施工事例をご紹介します。

  • コンポジットテクノ株式会社様 移転工事
  • 大阪駅周辺某ビル内装工事
  • 東京都港区浜松町某ビル移転内装工事

コンポジットテクノ株式会社様 移転工事

大阪府大阪市北区にある「コンポジットテクノ株式会社」様のオフィス移転工事では、会社様の事業に合わせた特別な内装作りを提供しています。

ゴルフのシャフトを制作されている会社様であるため、オフィス内にゴルフの試し打ちができるスペースを作りたいというご要望のもとで施工いたしました。防音性に優れた試し打ちスペースやゴルフクラブの収納棚など、オフィス全体のレイアウトやデザイン以外に、業種とご要望に合わせたオフィス作りを実現しています。

働きやすいオフィスを作るには、その企業に合わせたデザインや内装の検討が欠かせません。
企業のビジネスの特徴やニーズをふまえて、最適なオフィス作りを検討する必要があります。

 

大阪駅周辺某ビル内装工事

続いては、大阪駅周辺の某ビルでの新規オフィス内装工事の施工事例です。
このオフィスで働きやすさのポイントになっているのは、床や壁紙の貼り分け、間仕切りの設置といったデザイン面での工夫です。
同じカーペットや壁紙を貼るにしても、少しの工夫や色の選択で印象は大きく変わります。

機能性ももちろん大切ですが、従業員がモチベーション高く働けるようなデザインも重要なポイントの1つです。

 

東京都港区浜松町某ビル移転内装工事

最後にご紹介するのは、東京都浜松町でのオフィス移転内装工事の施工事例です。
テレワークが導入されたことでオフィスの規模を縮小しつつも、遊び心のあるオフィス作りのご要望を受け、内装をご提案しました。
木目のパーテーションの設置や造作什器の設置によって遊び心を演出しています。

 

 

働きやすいオフィスを作るメリット

それでは、働きやすいオフィスを作ることで、具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、以下の4つのメリットをご紹介します。

  • 生産性の向上
  • 従業員の健康改善
  • 従業員満足度の向上
  • 創造性の向上

生産性の向上

働きやすいオフィスを作る最大のメリットは、生産性の向上です。

たとえば、空調が適切に管理されておらず異様に暑い・寒いオフィスや、照明が適切に設置されておらず暗いオフィスで、生産性が高い仕事ができるでしょうか?
騒音の有無や執務スペースの広さ、打ち合わせ用の区切られたスペースの有無など、オフィスの働きやすさは生産性に直結します。
仕事しやすいというだけでなく、従業員にとってストレスになりにくいオフィスを作ることも大切です。

従業員がストレスを感じやすいオフィスでは集中が続かず、同じ仕事でもかかる時間に差が生じるでしょう。
休憩用のスペースを確保したり、従業員同士でコミュニケーションがとれるようなカフェテリアを設置するのも有効な施策の1つです。

従業員の健康改善

働きやすいオフィスは、従業員の健康改善にも役立ちます。
従業員の健康は、休職者の減少や健康保険組合の負担軽減といったメリットにもつながります。

近年では「健康経営」という言葉表現されるように、従業員の健康維持を経営的な視点から考え、戦略的に実行していくことが求められています。
従業員の健康維持は、生産性の向上や活力の向上などにつながるため、結果的に企業の成長や将来性につながるのです。

 

環境が悪いオフィスで働くことは、従業員にとって大きなストレスになります。
ストレスの強い環境で働き続けた結果、体調を崩す従業員がいても不思議ではありません。
従業員の健康を改善するためにも、経営者は働きやすいオフィス作りを検討しなければなりません。

従業員満足度の向上

働きやすいオフィス作りは、従業員満足度の向上にも役立ちます。
働きやすいオフィスで仕事ができれば、従業員による自社への評価も上がり、「この会社で今後も働いていきたい」という帰属意識の向上も期待できます。

就職活動や転職活動において、オフィスの環境が企業へ応募する際の判断材料になることも珍しくありません。
たとえば、関電不動産開発が2023年に発表した「大学生/20代社会人に聞く「オフィスに関するアンケート調査レポート」」では、「就職先選定時にオフィス環境(共用スペースや設備)を重視しますか?/しましたか?」という質問に対し、43%が「重視する」17%が「とても重視する」と回答しています。(https://office-kanden-rd.com/magazine/571/

従業員の満足度につながるのはもちろん、優秀な人材を新たに獲得するためにも、働きやすいオフィス作りは大切な要素と言えるでしょう。

創造性の向上

従業員の感性を刺激し、創造性を向上させられるのも、働きやすいオフィスを作るメリットの1つです。
特に、デザインや編集、開発など、高い創造性が要求される仕事では、就業時間中ずっとデスクに向かって黙々と作業するだけでは、アイデアが生まれにくいこともあります。

インスピレーションが湧くようなデザイン性の高いオフィスや、従業員同士のコミュニケーションが活発に行われるオフィス、気分転換できる設備が充実しているオフィスを作ることで、従業員の感性を刺激し、創造性を向上させる効果が見込めます。

 

働きやすいオフィスを作るためのポイント

それでは、具体的にどのようなポイントを意識して、働きやすいオフィスを作っていけば良いのでしょうか?
ここでは、以下の3つのポイントをご紹介します。

  • 自社に合ったデザインを考える
  • 従業員の意見を反映する
  • オフィス工事の専門家に依頼する

それぞれのポイントについて詳しく解説するので、オフィス環境改善の参考にしてみてください。

自社に合ったデザインを考える

1つ目のポイントは、自社に合ったデザインを考えるということです。
同業他社の事例や、世界的に有名な企業のオフィスを真似しても、本当に自社にとって働きやすいオフィスになるとは限りません。

もちろん、他社のオフィスを参考にすることも有効ですが、まずは自社に合ったデザインや内装を考えることが大切です。
自社に合っていなければ、真に「働きやすいオフィス」を作ることはできません。

業種や規模、業務体制や社内風土など、自社に特有の要素をふまえてデザインを考えなければなりません。
せっかくオフィスの内装工事をしても、かえって業務の邪魔になってしまうリスクもあります。

たとえば、営業やテレワークが多い部署では執務スペースの利用頻度は下がります。打ち合わせスペースを十分に確保したり、フリーアドレスにしてスペースを節約すると良いでしょう。
反対に事務や経理などの部署では、執務スペースをしっかり確保する必要があります。このように、自社の業務体制に合わせて柔軟にオフィス作りを考えることが大切なのです。

従業員の意見を反映する

働きやすいオフィスを実現するには、従業員の意見を反映することが重要です。
実際にオフィスで働く従業員たちにとって働きやすいオフィスでなければ、意味がありません。

現状のオフィスへの不満を把握し、新しいオフィスに欲しい設備や内装についての要望をふまえて検討する必要があります。
アンケートを実施して意見を集め、必要であれば直接従業員の意見を聞くのも良いでしょう。
「仮眠スペースが欲しい」「軽い運動ができる設備が欲しい」など、少数派の意見も聞けるかもしれません。

従業員の意見を反映したオフィスを作ることで、従業員満足度や生産性のさらなる向上が期待できます。

 

オフィス工事の専門家に依頼する

働きやすいオフィスを作りたい場合は、自社内だけで検討せずに必ず専門家に相談しましょう。
実際にオフィスを移転、改修する際には、専門の業者に依頼しなければなりません。
もちろん、レイアウトやデザインに関しても、専門の業者に相談しながら検討をすすめていく必要があります。

オフィス工事の専門家には、オフィスの設計やレイアウトに関する専門知識や経験が豊富にあります。
最適な方法や予算をおさえた設備の検討などを一括して任せられるでしょう。
自社の現状やニーズを細かくヒアリングしてもらえるだけでなく、専門家の目線から適切な提案やアドバイスをしてもらえるため、働きやすいオフィスを作るためになくてはならない存在と言えます。

施工はもちろん、デザインやレイアウト、物件探しや予算をおさえたオフィス移転・改修を行いたい方は、ぜひ弊社ビルディングデザイン株式会社にご依頼ください。
豊富な実績に基づいた提案で、ご要望に合わせた働きやすいオフィス作りをトータルでサポートしています。

 

まとめ

働きやすいオフィスを作ることで、業務の生産性向上や従業員の健康改善や満足度向上、創造性の向上といった多くのメリットが期待できます。

働きやすいオフィスを作るには、他社の事例を参考にすることも大切です。同業他社や規模の近い企業を参考に、自社のオフィス作りの参考にしていきましょう。もちろん、そのまま他社の真似をすれば良いという訳ではありません。
従業員の意見をヒアリングしてニーズや要望を把握し、業務体制や社風をふまえてデザインや設備を検討していく必要があります。

働きやすいオフィス作りを検討している方は、オフィス工事の専門家に相談してください。専門的な知識やこれまでの実績をふまえ、最適なオフィス作りのためのアドバイスや提案、施工管理を提供してもらえます。

働きやすいオフィス設計に関するご依頼は「ビルディングデザイン」がおすすめです。
オフィスデザイン・設計から施工までを自社ですべての内容を承っているので、個別に業者を依頼するより安く済むうえに手間も省けます。
さらに、物件選びからサポートをしているため、要望に合ったオフィス空間を提供できます。

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